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mkdtemp - 他と重ならない一時的なディレクトリを作成する
#include <stdlib.h>
char *mkdtemp(char *template);
mkdtemp():
mkdtemp() 関数は、他と重ならない名前の一時的なディレクトリを template から作成する。 template の後から 6 文字は XXXXXX でなければならない。 この部分はディレクトリ名を他と重ならなくするための 文字列で置き換えられる。 ディレクトリは許可属性を 0700 として作成される。 template は変更されるので、文字列定数にしてはならず、文字配列にすべきである。
成功した場合、 mkdtemp() 関数は 変更された template 文字列へのポインターを返す。 失敗した場合は、NULL を返して、 errno を適切に設定する。
errno に設定される他の値については、 mkdir(2) を参照すること。
glibc 2.1.91 以降で利用可能。
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
| インターフェース | 属性 | 値 |
| mkdtemp() | Thread safety | MT-Safe |
POSIX.1-2008. この関数は BSD に存在する。
mktemp(1), mkdir(2), mkstemp(3), mktemp(3), tempnam(3), tmpfile(3), tmpnam(3)
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
| 2016-07-17 | GNU |